10人いれば10通りの母がいる。
様々な悩みを抱えた母や、母性を持った人間たちの織り成す群像劇。
観光だけでは味わえない、パリの日常がスクリーンにひろがります。
世間的に素晴らしい肩書きを持った人も、母になる事を拒否した人も、母になりたくてもなれない人も、意図せずして母になった人も、老いてゆく、崩れていく母も、みんな日常なんだって思える。
他者と比べるのはよそう。
そして今の日常を大切な愛しいもの、尊いものとして生きていこうと強く思った。
エンドロールがいいな〜。
大人になってもこんな風に出来るのって、やはりお国柄かな…ちょっと羨ましい。