このレビューはネタバレを含みます
字幕 牧野琴子
どんな話か知らずに観たらエドガー・ライト おいおいなんてことしてくれるんだ
思っていたよりずっと苦しくて辛い映画だった
性被害 本当にこの世からなくなってほしいと思っているので観るのが辛くて途中泣きながら観ていた あまりにも苦しい
ゾンビっぽい撮り方も含めてラストのどんちゃん騒ぎのとこが一番監督らしさが溢れていたように思う
結末はそう来たかという感じがするんだけれども 泣き寝入りしたり黙殺されることが多い中 被害を受けた人の声をちゃんと聞き、「大丈夫だよ」と言ってあげる人がいることは本当に大事 だからこそ救われる
現在のハリウッドでも、ハリウッドに限らずあらゆる場でいまだにこういったことは起こっているし現にme tooで声を上げる人もたくさんいる
それを60sの映像に昇華させて作ったエドガー・ライトは見事だなと思った
なによりベイビー・ドライバーの後にこれを撮っているのがなによりもポイントなんですよ...(ウエストサイド 絶対観ないと決めた
ダンスシーンでマットスミスと踊る二人がシームレスに変わっていく様や鏡のシーンのメイキングがぜひ観てみたい
始まり方も最高だった 新聞のドレスかわいい
缶に名前や一言を書いて渡すのが粋すぎて最高
さすがにルームメイトはあんな意地悪ではないだろう...と思ったが
