劇場版:世界ウルルン滞在期。
この先に起こることは、もう既に所々の絵画に示されている…
もう既に所々の村民の会話に示されている…
すべての色と形に意味がある…
日本人な私が「もののけ姫」の植物相や装飾物を見たときに、縄文時代の記憶を揺さぶられたと感じたのと似ているかも。
もちろん私は縄文時代なぞ体験してません【そんなはずはないのに確かに知っていると感じさせる色と形】は、懐かしくもあり、それでいて畏怖の念をも呼び起こす…
なぜなら、それにまつわる恐ろしい出来事を遺伝子レベルの記憶が忘れていないから。
それを明解にするため、主人公たちは民俗学を学ぶ学生だという設定になっています。
その原初的恐怖は、北欧系ではない私たちみたいな観客にも伝わってくるのだと思いました🤔
とにかく違和感の物語。
なにせ白夜で夜なお明るく、人々もまた底抜けに明るい🎂🎉
悲劇的な末路(と捉える時点でもう間違いなのですが)を迎える人々ですら、明るさと喜びにあふれています👍
ホラーのスタイルを踏襲しつつも、アスター監督は本作をラブストーリーと説明し、なおかつハッピーエンドであると語る…
パリピー供がどんな結末かは、とにかくその目で見届けてくださいな。
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