しょうちゃん

ミッドサマーのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

ミッドサマー(2019年製作の映画)
3.9
2020年9本目の劇場鑑賞。
令和64本目の劇場鑑賞。

スウェーデンを舞台に撮り上げた戦慄の異文化スリラー。

スウェーデンの奥地で開かれる“夏至祭”に参加したアメリカの若者たちが、
明るい白夜のもとで繰り広げられる異様な儀式を体験していく中で、
次第に想像を絶する悪夢に呑み込まれていくさまを描く。

“夏至祭”とは、
スウェーデンの最も重要な伝統行事のひとつで、
夏至を祝うお祭りです。
実際にある文化をベースにしています。
若者が旅行先で災難に会う定番な展開ではあるものの、
単に驚かされるありがちなホラーでもなく、
脱出劇みたいなエンターテイメント性でもない。
スウェーデンへ向かう道中から、
不安をあおる描写があるなかで、
ホルガ村に着くとなんか楽しそうなフェスに参加した感覚になる。
白夜のホルガ村が舞台で、
とても美しくてホラーを観てる感じはしないけど、
不吉な描写が出始めて、
次第に不信感を煽られていきます。
残虐描写も用意されているが、
もっと見せて欲しかった。
“ヘレディタリー/継承”が好きな人は見るべきだと思う。
それにしても、
スウェーデンのイメージダウンにならなけらばいいけど。
しょうちゃん

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