映画を観る時間を確保するためにゲームや周辺機器をいちいち箱にしまって抑えているというのに、この映画観に行って無性にゲームがしたくなるという…汗笑
リアルとゲーム世界の融合の魅力を存分に表現した実話に基づく作品
この作品の父親が自分の父親と少し重なってたのもあり所々思いを巡らせながら観ていた
坂口健太郎君と子役の子演ずる主人公の、父親の愛情を欲する感じが作品全体に滲み出ていたのがまず素晴らしい、坂口君のハマリ役
坂口君と佐久間由衣ちゃんがとにかく爽やかでかわいい笑、そしてこの二人のシーンが良い
「どっか行きたいとこある??」って言って行く「場所」とか、離れてるのに近くにいるみたいな後半のシーン、たまりません笑
自分は多分ライト~ミドルゲーマーかと思うが、それでもオンラインゲームが人類の歴史において及ぼしてきた影響(功績)は大きいと思っている、大袈裟だけど笑
様々な国の知らない人達が繋がり、引きこもりがちな人、他人との関わりを避けている人等々の、人と関わり始める唯一の扉になる事だってあると思う
見ず知らずの人が初めて会話をしたり仲良くなったりするハードルはリアルよりも低い
リアルを生きてる人達が一旦リアルを離れて別の世界で違う自分を演じてみたり
そこから気付いた事だったり、養われたコミュニケーション能力がいつしかリアルに反映されていたり
勿論SNS同様付き合い方、距離感が前提の話だけど
そしてこの作品のお父さんはゲームを通して家族さえ知らない本当の自分を解放していく
仲が悪い訳ではないのにある時期を境に親父の作るあの壁って何なんだろ??うちは早い段階で親父は亡くなったので知る由もないけど、この作品を観てその一端、親が子に抱く気持ちを垣間見れた気もする
この作品のお父さんが面白い、というか初心者がやれば誰もが通過する、こうなるだろうあるあるがゲームの世界で存分に表現されていた、知り合いが本名バラシそうになるあるあるも含めて笑
特別な事が描かれている訳ではなく、誇張された部分がないから親近感が湧くのだろう
財前直見さん、山本舞香さん含めた家庭のシーン、佐藤隆太さん、佐久間由衣さん他含めた会社のシーン、そしてゲームの世界が本当に上手くまとめられていたと思う
これからもゲームと上手く(箱にいる時間が殆どだろうけど笑)付き合っていきたいと思う