いや難解。展開も速過ぎて置いていかれてしまう。主人公の目的・敵の目的・両者の立ち位置・TENETの意味・アルゴリズムの機能・目の前で流れる事象ですら何が起きてるのやら作品の持つ意味の半分も理解できない自身の不甲斐なさよ。人間ドラマに重点を置いていない気がするのは、情報過多を緩和する為？
ノーラン監督はいつもながら我々の概念を覆す作品を送り出してきてくれはるなぁ。時間逆行に伴う物理現象の逆転って未知の映像領域。ホントどうやって撮影したんだ？
いたるところに伏線と回収が鏤められている構成はその存在が分かっていても、頭の中で整理が追い付いていないので「あー成程」ってならない。画面上では凄いことが起こってるのは分かるんだけど、「結果」と「原因」の因果関係を理解できないことには特に時間遡行モノは面白さ半減ですね(噛み砕けない自分が悪いのですが…)。
もう一回観まーす。
