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The Iron Rose(英題)のmingoのレビュー・感想・評価

The Iron Rose(英題)(1973年製作の映画)
3.9
最狂のお墓ランデブー映画。ヌーヴェルヴァーグ色強いなと観てるとアメリカンニューシネマ的にもなってくるから不思議。レイプオブ〜やヌードヴァンパイアより遥かに観やすいジャンローランで嬉しい。ヒロイン適度にブスなのに乳デカすぎる塩梅とか墓に訪れる変なピエロとか雑すぎてひたすらに楽しい。

×滝本誠トークメモ
ずっとお墓だけの世界は珍しい。
どこ掘っても骨が出てくる、けっこう珍しくないとのこと。中原さんはダリオアルジェントとかヨーロッパホラーそんな好きじゃなかった。墓を見て、「墓に金をかけるのはファラオの特権だ」ていう迷言?フランスのレトリックが台詞を考えている。冒頭ドラキュラ衣装風の男とフランケンシュタイン風の助手が登場し、ピエロの格好した女性は斬新だなと。シンディシャーマンの画集に似たピエロが出てくる。ピエロが出る映画は傑作だと思っている(滝本)ジョーカーは違うじゃ無いですか笑(中原)カメラの捉え方気に入った、パリの郊外か。滝本さんは最近どんな映画でも美点を見つけようとしてしまうらしい。
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