良美の様子に不吉なものを感じた響子は、その家で起こった事件を調べることにしたが、そんな彼女にも不幸が降りかかる。
それは響子の実家の両親にも波及していった。
前作『呪怨(ビデオオリジナル版)』で惨劇の舞台となった呪われた家に、新しい入居者が来た事によって再び始まる次々に波及していく呪いの恐怖を描いたオカルト・ホラー。
まず、劇場版の『呪怨2』とは全く違う話ですので注意が必要。
ビデオオリジナル版は、『呪怨』と『呪怨2』を全部合わせて一つの作品って感じです。
今作の前半30分くらいは、前作のダイジェスト。
正直、前作を観ている人にとっては蛇足以外の何ものでもない。
霊能力者や刑事などがでてきて真相にせまるかと思わせるが、けしてそうはならない潔い物語がかわらず展開される。
前作の内容が結構多くダブッて入っているので、「2」としての新しいシーンが少ないので、もうチョット楽しませてくれても良かった気もします。
「2」オリジナルの展開は、鈴木家に災厄が訪れるのと、刑事さんが巻き込まれることのみ。
何処まで呪い殺せば気が済むの?って。
とりあえず今後、劇場版も観ていきます。