ぬーたん

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のぬーたんのレビュー・感想・評価

3.0
タイトル長っ!ウェス・アンダーソン監督作品、ずっと好きだったけど前作の『犬ヶ島』がダメでこれはどうかなあと劇場には行かなかった。さて。
1つ目のエピ。いきなり好みの画。可愛い色合いとかコミカルな動きとか運ぶ時のユーモラスな描き方、どのシーンも一枚の絵として飾りたい位の美しさ。その小さな動きとかカップの中身とか漏らさずに観たいのに、字幕を目で追ってるだけで進んで行っちゃう!もーう!牛になる🐮
2つ目。これはもーう、あ、また牛になった🐮もーう!レア・セドゥ!ミケランジェロの像にも負けぬ、活きの良い体。美しいとかスタイルえぇとかでなく超えた、人間の躍動感、あぁ生きてるっていう体に魅了された。オッサン目線ではないよ、いや、少しはあるけどさ。それにベニチオ・デル・トロ。トロみたいな目をしてレアに塗る絵の具。もーう!エイブロもはかなき、全てを観終わった時にレアのレアなヌードがもう一度観たいってまず思った。この映画の主役、見所。結局ハダカが一番かよ?
3つ目。シャラメちゃんがただただ美しき。好みではないが、美。髪が逆立っていても体がやせっぽでも、美。そこにノマドのフラマンが更に彼の美と若さと清潔さを強調す。クリヴァとルパフレの大好きな渋男子も目立たず、何の役だっけ?状態でEND。
4つ目。ラストだけに出すわ出すわ。主役級の俳優をすっぱり端役。マチュピチュでなくマチュアマは目がデカい。ジェフライとリーヴXmenのゴリラ顔コンビからのウィッフォーの追加ゴリ押し🦍顔のアップ中心でセリフは…あったっけ?顔で選んだ?エドノーなんてセリフも殆どなく後半はアニメにされて出番少な目。ちょ、もう少し出してあげて~サイコもコメディも上手いんだから!シアローの色気!
そして編集部の面々。常連、というかお友達のオーウィはいつも通り、エリモスはおばさんっぽくなった、ティルダ(略せず)は背が高過ぎる60歳オーバーには見えない、編集長はビルマー。ビルマではない!70歳を超えてもお元気そう。
シャラメちゃん辺りから眠くなる。訳わからん。何を言いたいやら?わちゃわちゃした展開にも疲れくたびれ、睡魔!アニメが出て来て、おや?と起きる。まあ、あの手この手を使い、何でもやるよ。テク全てを出し切りヒーヒー言わす!大物俳優が低ギャラでもいいから出たいの、と言ったと思わせるような無駄使い(三谷作品のように)芸術的で、目でも楽しい。そしてレアなアレ!でもなあ、映画って絵画鑑賞でもなければ、バラバラで繋がらないパズルを楽しめるものでもなく。少なくても私にとっては、映画としての魅力はかなり少な目だった。もう一度観れば変わるかも?だけど、観たくない、字幕を追うストレス!ストレス発散で映画観るんだからさ。監督の自己顕示欲が前面に出過ぎたかな?足し算し過ぎた感じがしたよ。
※おやつはルタオのドゥクレムール。15時からの限定販売。これクリームパンなんだけど、ほぼケーキ!
※夕飯は行者ニンニクとベーコンのスパゲッティ。醤油味。ポテトとクリームチーズと新玉ねぎのサラダ。行者ニンニクがうまーい!
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