ぶちょおファンク

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2.5 中盤★2 終盤★2

見どころ
◯『犬ヶ島』(★1.5)ではイマイチだったが今作ではウェス・アンダーソン監督らしさが存分に発揮された構図、色彩の楽しい映像。

気になる点
●『犬ヶ島』で多用した手法“小さな文字による情報過多な画面”が今作でもあるのは“映像”で楽しい世界観を著しく阻害する。

☆総評
音楽・映像面、アンダーソン作品の常連や豪華な出演陣は楽しかったが、物語が面白くなく退屈。

自分はアンダーソンの作風を“お菓子のマカロンのよう”だと思っているが、
今作にマカロンのようなポップな食感と味わいを感じることはなく気取った感じで嫌味、策士策に溺れる…と言い表したい。


2022年260本目(+短編10本)