1994年、主人公ウニは中学2年生という思春期真っ只中の不安定な時期。
ウニの家は餅屋で、忙しい時は家族総出で手伝う。一見仲が良さそうに見えるも典型的な男尊女卑が残る亭主関白な家庭であった。
また通う学校ではクラスメイトから不良に選出されしまう。
それでもウニには親友もいるし彼氏もいるし慕ってくれる後輩までも居る。
それも束の間、裏切られ不和の連載反応が始まっていく。
ウニを救ってくれたのは塾の講師、ヨンジ先生だった
「自分が嫌になったら心を覗いて見るの」
「殴られてはダメ、立ち向かう事」
ストーリーはフィクションなのだけど、当時のニュースや実際にあった大惨事を映し出す事でリアル感を演出
トランポリンで跳んでいる時、皆と踊っている時、一人叫びながら翔んでいる時、自分が嫌になって腕をばたつかせる辺りが小さな翼をバタつかせる姿が
ハチドリに見えた。
