米ソ冷戦末期を舞台に、
ソ連のKGBによって最強の殺し屋に仕立て上げられた女スパイが、
KGBとCIAの熾烈な攻防の渦中で繰り広げる過酷なミッションの行方をスリリングに描く。
“ANA”ではございません。
リュック・ベッソン監督で、
女性の殺し屋と言えば“ニキータ”を思い出す。
女殺し屋以外でも、
ヒロインを主人公にした作品を多く手掛けており、
女性を主役にするのは監督の作家性とだと思う。
アナ演じるサッシャ・ルスは、
ロシア出身のスーパーモデル。
スーパーモデルだけあってスタイル抜群。
本作では、
アナの現代と過去を交互に描いており、
予想外の展開が用意されているが、
途中で過去のシーンに戻るというのが、
何度もあってくどく感じた。
アクションで見応えあったのは、
丸腰のアナがレストランで、
皿やフォークなどを武器に40人と戦うシーン。
アクション映画だが、
どちらかと言うと時系列で観客を翻弄させるのが売りだと思う。
エロは激しく見せるだけで中途半端。