ゆう

エターナルズのゆうのレビュー・感想・評価

エターナルズ(2021年製作の映画)
3.9
待望の作品をIMAXで鑑賞。

アベンジャーズに続く大型作品として大注目のマーベル 作品。
地球に新たな脅威が迫るとき、7000年にわたり人類を密かに見守ってきた、10人の守護者が姿をあらわした。
その名もエターナルズ。
地球滅亡まで残された7日間で、彼らは離れ離れになった仲間たちと結集し、再び人類を守ることができるのか?
そして、彼らを待ち受ける〈衝撃の事実〉とは…!!

壮大な物語の序章という位置づけの作品。
10人のスーパーヒーローは、どこかX-MENを思わせる、それぞれに特殊能力がある個性的な面々。
サノスに替わる新たな敵は、ナウシカの巨神兵のよう。
スケールの大きさとキャラクターの多さを考えると、2時間半では足りなかったような気もする。
特にアンジー演じるセナとマ・ドンソク演じるギルガメシュのくだりは、もっともっと観ていたかった。
戦闘シーンでは、クリーチャーが強すぎるのか、それぞれの特殊能力が細分化されすぎているのか、これまでのマーベルヒーローたちた比べて強いのかいまいちよくわからなかった感もある。
そして、監督のクロエ・ジャオならではの作風も随所に散りばめられていて、今までにないマーベル作品であることは間違いない。

ポストクレジットでは意外なキャラクターが登場し、今後の展開を予測させる仕掛けもチラリ。
そして何より、「ゲーム・オブ・スローンズ 」ファンとしてたまらなかったのは、ロブとジョンの初対面シーン。ゲースロ一章一話ぶりの対面に見えてしまい(笑)、泣きそうになってしまった。

とにかくまだ序章。
ここから先、既存のマーベルヒーローたちとどう絡むのか、楽しみになる作品でした。
ゆう

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