💻 サスペンス・スリラー
監督：ブノワ・ドベール

男たちを手にかける女の凶行と破滅を描いたサスペンス。

精神科医のヴァレリーは、模範的な女性だった。仕事熱心で、妻として夫に献身的、そして愛情あふれる母でもあり、地元の教会でも熱心に活動している。しかし、彼女には連続殺人犯という裏の顔があった。ヴァレリーは家庭内暴力を振るう男に対して凶行に及ぶ。

U-NEXTにて鑑賞。
フランス発のサスペンス・スリラー。
精神科医のヴァレリーは、夫と子供と暮らす模範的な女性。彼女の元へセラピーにやってくる少女からの話を熱心に聞く。
だが、ヴァレリーにも父親から虐待を受けた過去が。
彼女は「女に暴力を振るう男は殺されるべき」と言わんばかりに、様々な方法でDV男共を次々と殺していく。

連続殺人鬼という裏の顔を持つヴァレリーだが、計画的犯行ではなく、どっちかっていうと衝動的な犯行に見える。
そんな生活にも陰りが見えはじめる。彼女が連続殺人犯だということを気づき始め、利用しようとする者が現れて・・・。
女の恐ろしさや哀しさがよく描かれていたと思う。
ラスト、ヴァレリーが安堵したような表情を見せたのが印象に残った。彼女は加害者でもあって被害者でもあったと思う。
女に暴力を振るう男は絶対良くない！許せない！！

あたしも随分と昔に4年間365日、毎日グーで殴る蹴るのDVを受けていたことがあった。泣くとまた殴られるし、吐いても床を汚したといって殴られるので、顔も体もアザだらけだった。
だから、あたしの唯一泣ける場所はお風呂場だった。
仕事して働いた給料も、給料日に全額無断で下ろされちゃう。
おかんと姉は見て見ぬ振り。おとんだけが助けてくれた。
シェルターに逃げ込もうとしたら、それがバレて半殺しの目に遭ったりしたけど、なぜあんな男と4年も一緒にいたのか謎。

自分と同じような目に遭った経験のある人たちの話を聞いて、専門的な知識はないけれど、アドバイスをしたりするボランティア活動を一時期やっていたのが良かったのかもしれない。
「話を聞いてもらえて心が軽くなった。本当にありがとう」と言われる時が、一番嬉しかったなぁ。自己満かもだけど。
でも、あたしはDVに遭ってなかったらどうだったんだろ。DVに遭ってる人の痛みや苦しみがわからない人間になってたかな？
友達も彼氏もできないような、心が狭くて醜くて冷たい人間になっていたのかな？って考えたこともあった。
・・・この世から、DV被害者が少しでも減りますように。

アザが残るんじゃないかって心配だったけど、今は消えてるので良かったし、映画みたくサイコパスにならなくて良かった😅
こんなことがあったからホラー映画好きってわけじゃないですからね～❗️ホラー映画は小学4年から観てるから～‼️（笑）

• #サスペンススリラー

太っているダイエットコーチみたい。

実は問題を抱えている精神科医が、
解決できなかった深い過去が消えて、
ある意味ハッピーエンドな物語。

2023-264

父親の虐待を受け続けてきた過去を持つ、カウンセラーであるヴァレリー。
過去の連続殺人事件とどんな関係があるのか。

ヴァレリーが過去の自身の幻影に促され、手を染めるあたり、容易に推察できましたわ。
DV男は皆殺しじゃ〜！！！
ありとあらゆる手で殺しまくる必殺仕事人ヴァレリー。

よく今まで警察に捕まらなかったな。
旦那警察署官のくせに。

何人も殺しちゃったけど、一番の被害者はヴァレリーかしら。
最後捕まってホッとした顔、印象的。