地下からきました

プライベート・ライアンの地下からきましたのネタバレレビュー・内容・結末

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

荒れ狂う波から始まり、臨場感迫る銃声音、常にブレブレの主観カメラ、画面のどこかで飛び交う予測のつかない弾丸、臓器を飛び出し苦しむ兵士や吹き飛ぶ兵士、全てが戦場の重さと緊張感を演出している。
全体的に色々な作戦が無茶ありすぎだけど、没入感あって観れたのは映像と演出の凄さにある。

一般人に近いアパムの物語上の立ち位置が面白い。戦争を知らない理想主義者が現実の戦争を知り、最後に立場を変えたシーンは、戦争のどうしようもない残酷なリアルを象徴していた。