このレビューはネタバレを含みます
序盤★1.5 中盤★1.5 終盤★1.5
劇場公開時から高評価(不特定“多数”の支持、万人受け)だったのでクリップしてた作品。
良い点
◯サラッとビートルズ『Abbey Road』のパロディー。
◯劇伴、画のタッチ。
◯古武術のライバル古美術は四畳半フォークだったのにフェスでは“はっぴいえんど”のようなロック。
(「はいからはくち」を軸にしたパロディー曲「ばんからばくち」)
気になる点
●フェスで1曲目をリコーダーで吹く研二のシャツが“左前”で描かれる作画ミス。(絵描きとしてもっともダサい)
●アニメ(作画)演出に斬新さは特にない。(高畑勲さんや庵野秀明さんや岩井俊二さん作品で見た手法…)
●クスりとも笑えなかった。
☆総評
趣味は“音楽”と言っても様々、それは“映画”も同じで、どことなく“昭和”を臭わせる世界観は嫌いでないが、自分の感性には合わない作風でしかなかった。
多分自分は“音楽は聴くもの”で“演(や)るもの”ではない…というのが強いからハマらなかったんだろうと自己分析してみる。
音楽好きからひと言。
“はっぴいえんど”って伝説のバンドを知らないならこれを機に是非とも聴いて頂きたいもんです。
『風街ろまん』を初めて聴いた時の衝撃たるや!!!!!!!!!!
2021年343本目(+短編20本)