流れるクラシックの選曲が素晴らしくて曲に合わせるかのように詰め込み過ぎない内容でゆっくりと彼女たちの一面を見れた。
ドキュメンタリー作品はあまり見ないので違いはわからないけれども監督の撮りたかったのだろうと伝わる内容、例えば故郷に対する思いを語ってくれることでその人のバックグラウンドを映し出してくるステキな空気感だった。
振り付けの先生の彼女たちに語りかける言葉のうまさに驚いた。けして否定しないのね。あんな教え方あるのかと感動した。そして円を組んで手を繋ぐ儀式も好き。仲間の鼓動を感じながら共鳴するのだろうな。白石さんの涙が"それ"を示してくれた。
彼女たちの"素の心の闇"を覗けるような気がした。
可愛いとも思ってなかった齋藤飛鳥さん(顔小さ!)のスコットランドの景色に合う美しさと語る言葉にすっかりファンになってしまった。東京出身なのね。余計に応援しちゃう。
周りの方達が夢中になる理由が少しわかった。ファンの方は物足りない内容なのかも。