空海花

T-34 レジェンド・オブ・ウォーの空海花のレビュー・感想・評価

3.8
遅れてやってきました。気になってたやつ。
1週間上映なので年末外せなかった。
つい興奮してしまう系。
マシン系(言い方w)はね、私、弱いのです。

戦車対戦車戦。泥臭さもあるくせに、戦闘シーンがお洒落で驚き。
台詞では ちぎれろ って言うくせに
残虐描写が極力ないのは逆に天晴れ。
戦車戦の生々しさとその3つが共存できる映画がロシアにあったとは。

ストーリー的にはリアリティは薄いのだが、
主人公と敵大佐の人格と、仲間のキャラ立ちと信頼関係、人対人の男臭さと、戦車内部の描写を上手く扱っているエンタメ物に仕上がっている。あと脱出物でもあるということもくすぐられる。
リアリティないのがきっと実は良くて、フィクションとして観られなかったらなかなか複雑。でも国の為、仲間の為という思いを描くことは忘れていない。
残酷シーンが苦手な人でも大丈夫そう。
ヒロインのバス停の場面がとても可愛い。
絵に描いたような草原と湖。
そして見所は白鳥の湖。
結末は、そうならないだろうと思っていたが、そっちだった。

完全版もあるようで。いつか観よう。

劇場は老若男女結構入っていた。反応も大きく、なかなかの人気。
爆音、IMAXで観られたら良い系。


2019劇場鑑賞145
空海花

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