トム・ハーパー監督作品。
前科持ちでシングルマザーの女性が歌手になる事を夢見るストーリー。
2人の幼い子供を持ちつつも自分勝手に生きる主人公ローズリンに最初は腹が立ちます。
でも考えてみたら自分の才能を生かしたいという気持ちも分からないでもない。
しかも非常に若い年齢ならどうしても夢を諦められないだろう。
夢を取るか、子育てを取るかの葛藤は見ているうちにこちらも辛くなる。
しかしその姿勢に批判的だった実母の終盤前の台詞に涙ウルウルになってしまいました。
言葉の重みが…。
この作品は母娘の物語なんですよねぇ。
ストーリーもそうですし、全編通じてローズリン演じるジェシー・バックリーの歌声もとても心を揺さぶる。
なかなかの秀作でした!
※今年7本目の映画館貸切り状態での鑑賞でした。
しかも招待券で見させてもらってすいません。
【シネックス マーゴ】