汚職の現場を目撃した女性警察官が、警官とマフィア双方から命を狙われるサスペンス・アクション映画。
退役軍人のアリシアは故郷ニューオーリンズに戻り警察官として働くことに。
しかし、故郷は貧困と差別、暴力で荒廃し、警察官すらアテにならん環境を目の当たりにする。
おそらく、かの街で育った若者は、軍人になるか警官になるか、さもなくばマフィアかヤク中になるかぐらいしか将来の選択肢が無いんじゃないかと思われる。
ティーンエイジャーの時にはワルい事もしたであろうアリシアは、軍人となり過酷な戦地を経験したためなのか、
元々正義の心を持っていたのか定かではないが、荒廃しきったニューオーリンズで、正しき警察官であろうとする。
そんなある日、彼女は警官が丸腰の麻薬の売人を射殺する現場を目撃してしまう。
口封じのために本来同僚であるはずの警察官から追われ、
売人を殺害した罪を着せられたために、マフィアからも追われる身となる。
警察官は誰も信じられないし、他管轄署かFBIに駆け込むにしてもマフィアがウロウロしてて街から出られない。
味方はゼロ。まさに絶対絶命。
彼女の命綱は、殺害現場を録画したボディカムのみ。
どうなる?!アリシア!!
と、誰が汚職に関わってるのか分からないハラハラと、警官・マフィア、ダブルの追跡をかいくぐり街中を逃げ回るヒヤヒヤで、結構心拍数上がった~。
軽く楽しめる作品でした。