ひでやん

死刑台のエレベーターのひでやんのレビュー・感想・評価

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)
3.7
完全犯罪を計画したジュリアンはぐだぐだ。間抜け過ぎる。

ロープの回収忘れ、車の鍵挿しっぱなし、閉じ込められたエレベーター。

おバカさんですよ。下からフックで上に引っ掛けたロープって、下から取れるんですかね。体重かけたから強く食い込んでると思うんだけど、回収するの困難に思える。

車を盗んだルイもおバカさん。なんか行き当たりばったりな行動が多くて、人のカメラで写真を撮って、それを忘れるおバカさん。

この映画を名作にしたのは、やっぱりジャンヌ・モローだよね。多くの方が書かれてますが、パリの街をさまようシーン、それだけでお腹いっぱい。

パリの街並みとジャンヌ・モロー、それだけで絵になるが、そこにマイルス・デイビスのトランペットが泣くんだもん。
ずるいわールイ・マル。
ひでやん

ひでやん