よ、良い…！
最高でした！強制参加の野球部の応援にやってきた高校生たちの、小さな会話劇。
メインの4人が4人とも、とても良いお芝居でした！
特に田宮さんに心を動かされました。田宮さんのことがとても好きです 周りの人をちゃんと見て、気遣いができる子であると同時に、過去の苦い思い出にとらわれている人でもある。宮下さんへの励ましと、安田さんへの決死の叫び。彼女が発した最初の応援。すべてに感動させられました
宮下さんの素直になれない不器用さ、藤野くんの可愛らしいわかりやすさ、そして安田さんの、「しょうがない」を乗り越えるまでの変化の過程。挙げだすとキリがないくらい、みなさん素敵でした！
「はしの方」の人たちに焦点を当てている一方で、いわゆる「真ん中」にいる吹奏楽部部長・久住さんにも注目してるのがすごくよかったです。「持っているひと」はまた違った苦しみがある中で頑張ってる、ということが描かれたことで、青春時代を過ごしたすべての人を肯定してくれているような気持ちになりました
すべての登場人物が、「こういう人クラスにいた！」って思える絶妙な塩梅の、多面性のある人たちばかりで、俳優さんの演技が本当に素晴らしい…そういう意味では久住さんの友達ふたりがすごいリアリティだった気がします あーいるいるこういう人
一切姿を見せないのに、矢野くんのことが大好きになりました 愛おしすぎるよ…！
シンプルな会話劇に、ここまでワクワク・そしてホロリとさせられるとは…！とても見応えのある素敵な映画でした！観て良かった！！
