おたしん

オリバー・ツイストのおたしんのレビュー・感想・評価

オリバー・ツイスト(2005年製作の映画)
3.4
心優しき純粋な少年は強い子でした。

孤児院での生活がつらそうすぎて、
初めは悪いことはしてるもののドジャーたちの仲間だったりができて良かったと思ってしまったよ(罪なのに同情してしまい許しちゃいそうでした)。
でもやっぱダメ。オリバーはそんな人間じゃなかった。

そしてあのビルとかいうクソ野郎にはずっとムカついてました。早く消えてくれ。
何で強引にそんなことばっかするんだ、
そんなんだったら俺が引き取ります!って思ったわ。

そして重要人物ナンシー。
彼女との出会いは大きかった。悲しい。

何度も苦難や死に際を乗り越え、
やはりこの優しき少年には綺麗な服と豊かな暮らしが似合うと感じました。

だからといってフェイギンんとこでの生活が無ければよかったわけでもないように感じた。
彼からの愛にも似た気持ち。
親のいないオリバーには必要な存在だったかも。
確かに盗人だし悪いことさせてたけど、
"恩を忘れるな"は良い教えだよね。
少なからず彼がいなかったら死んでた可能性あるし。

それもしっかり受け止めたオリバーの最後の行動にはジーンときてしまいました。


レトロな雰囲気、ボロボロの服でさえちょいとオシャレに見えてしまいました。
何かおとぎ話にも感じた気がします。
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