このレビューはネタバレを含みます
ついに完結。
むむう、なるほど。はるか昔の呪いがこの黒騎士事件の根底にはあったのだった。そしてそして黒騎士事件をひそかに調査していた者が・・と一気に正体をあらわしたエピソードが絡み合って三つ巴の展開に。オドロキ。
けっこう一気にたたみかけて来るので見応えはあるけど、ちょっと、もう少しジックリと味わいたかった気もする。
これドラマサイズで放送を毎週見てたら盛り上がっただろうな。映画の尺で一気見すると、少し間尺が合わない気がした。
自分的には、最後の最後に待望の展開が待っていたので、満足。
統治者vs詩人って素敵やん。権力vs革命家の構図なんだよね。革命家の旗印プーシキンですもの、そうこなくっちゃ。
ヴァシリナちゃんも活躍してよかったよかった。
完全余談だが、ゴーゴリ役の役者が松山ケンイチに似ていることを発見したのに続き、ゴーゴリの従者のヤキムは皆川猿時に似ていると思った。アジア人だから、日本人ともどこか通じるものがあるのだろう。