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ザ・プロムの06のレビュー・感想・評価

ザ・プロム(2020年製作の映画)
4.2
「恋人とのプロム参加を許されなかったレズビアンの女子高生。その子に便乗して知名度を高めようとする落ちぶれたブロードウェイスター達」なんて、最初は乱暴な始まりだなと思った。

でも見ていると、誰もが人生に痛みや後悔を抱えている。
それを飲み込んで生きて、沢山苦しんで、歌や誰かの力を借りて乗り越える。するとプロムみたいな、誰もが主役になれる夜がきっと来るんだ。
そんな希望とメッセージを感じる映画だった。

LGBTに不寛容な社会への抵抗がメインのお話だが、それだけではなく"誰もが自分らしく生きること"を肯定してくれている。落ち込んでる時に見るとサイコー!
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