最初は「男にとってこんな都合のいい女の子なんておらんやろ~」って思ってしまって、イマイチ入り込めませんでした。
でもだんだん沙希の「徹底」ぶりに凄みを感じると同時に、キライになれないしミジメにも見えない、ギリギリのバランスの軽妙なセリフのおかげで、だんだん沙希がたくましく神々しく見えてきました😵そういえば、永くんも「神様」って言ってましたね😆
この難しい沙希というキャラクターに説得力を持たせた松岡茉優はやっぱり凄い。そうとう難しいと思います、これは。
沙希が永田を支え続けた理由は最後に明かされるので、脚本上でしっかり落とし前がつくようになってはいるものの、やはりこの沙希というキャラクターを画面上に「実在」させるという大仕事をやり遂げたことが凄いと思いました。
うだつの上がらない永田にはっきりモノを言ってくれる青山というキャラクターを演じた伊藤沙莉も光ってましたね~。彼女のセリフ一言一言がいちいち気持ち良かったです👍
ラストの「そう来たか~」という映画ならでは(テーマは演劇やけど)の時空を超える展開にもハッとさせられましたし、二人のこれまでの日々が頭の中でフラッシュバックして、泣かされました😭😭