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イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたりのyumeayuのレビュー・感想・評価

3.5
『空は開かれている』

以前、映画館で今作の予告編を見て「博士と彼女のセオリー」の主演コンビだし、これは見なければと思っていたら、なんとAmazon primeにあるなんて!
実は今作、Amazon original作品だったんですね。
最近はNetflixの影に隠れがちですが、Amazonもなかなか頑張ってるなと思いましたね。

物語としては、周囲にバカにされながらも天気を予測できると信じている気象学者ジェームズと、夫を亡くし失意の中にいる気球操縦士のアメリアが、前人未到の高度11,000mに挑むというシンプルなもの。
シーンのほとんどは狭い気球の中で展開していくのですが、途中に回想シーンを挟みつつ、テンポよく展開していく。

見所としては、やはり圧倒的な美しさである雲の上の世界。なんとか嵐を抜けたその先に広がる広大な雲海はとても美しかった。
自宅のモニターでも綺麗でしたが、欲を言えば劇場の大きなスクリーンで見たかったですね。

そんな美しい空の世界に見惚れていると、ガラッと雰囲気が変わりまたもや自然の猛威が二人を襲う。
しかし、人知の及ばない過酷な状況でもアメリアは果敢に挑み、苦難を乗り越えていく。
一方で学者であるジェームズはどちらかというと、その状況に振り回されがちで、ちょっと頼りなかったりして…。
こちらの映像もスリリングなシーンの連続で、やはり劇場のスクリーンで見たほうが迫力が違ったでしょう。

とにかく無茶なことの連続で、高度10,000mを超える世界で生身のままやってのけるあり得なさ。
しかし、設定を置き換えてはいるものの、実話をもとにした物語ということであながち嘘ではないよう。
どんな分野でも先駆者というものがいて、人がやらないことに挑戦する勇気というものに感服させられました。

こんな大作をAmazon primeで気軽に、しかも劇場公開に先駆けて見れるのは嬉しいですが、できることなら今作は大きなスクリーンで見たほうが魅力を発揮できる作品だと思いました。