個人的に足繁く通っているキネマ旬報シアターが休館になってしまうお知らせを受けて、
帰りに慌ててレイトショーに間に合った。
アマプラ配信は観ずに待っていました。
気球の旅と雲の上の世界は素晴らしく見応えがあった。
果てしない空にたくさんの表情を見た想い。
気球で飛んでいる間は、何日も経っていそうな濃い時間が流れる。
実際には2時間弱程度ですよね。
映画とおんなじくらい。
高所で起こる様々な出来事。
風の音、揺れる音、縄が軋む音
足が竦むし、緊張感がいっぱい。
共演再び。微妙な距離感。
だが実は思ったより入り込めなかった。
実話が基なのにファンタジー色が強いせいか。
ちょっとアクション色も。
合間に入る回想が、時間感覚を失わせて
もっと長い時間が過ぎたように感じてしまう。
でも回想入らないと緊張しっぱなしか(笑)
実話に着想を得ていると断りは入っているので
脚色はかなり多目。
でも未知の天気の学問を追究する科学者と
より高みを目指す気球操縦士
これは夢があるしロマンがある!
願わくばもっとそちらのロマンで突っ込んで欲しかった。
ちょっとぼやけちゃったかな。
しかしこの空は必見。
ヒメーシュ・パテルを見ると歌ってほしくなっちゃいます(笑)
素敵な友人役でした。
休館は仕方ないけれど私、禁断症状出ないかしら(笑)
レイトだし少なかったけれど、思ったより入ってました。
みんな同じこと考えてたりして(笑)
2020劇場鑑賞48本目/49