BROOK

スペース・プレイヤーズのBROOKのレビュー・感想・評価

スペース・プレイヤーズ(2021年製作の映画)
3.0
鑑賞日:2021年8月29日
パンフレット:820円

吹替。


息子を、必ず取り戻す――!


前作の「スペース・ジャム」は未見。
今作は続編にあたるものの、続編だというのをあまり発信していないような気がする…。
ま、25年前の作品だからかな。

前作を観ていなくても全く問題無し。


主人公のレブロンを演じたのは本人で、NBAのスーパースターのようだが、すみません…知りませんでした(苦笑)

とりあえず、悪役のドン・チードルはかなり意外性あり。


映画は、子供の頃のレブロンに母親が、仕事のため試合を観戦出来ないと告げるシーンから始まります。

そんなレブロンに友人のマリクがゲームボーイをプレゼント。
それに夢中になってしまい、試合に集中出来なかったレブロン。
試合は敗北し、監督から注意を受ける。


成長したレブロンはNBAのスーパースターとなるも、息子のドムとの関係はぎこちない。
ドムはバスケよりも、ゲームを作ることがしたく…

ある日、レブロンはドムを連れてワーナー・ブラザースへ。

アルゴリズムが導いた映画の製作に協力して欲しいと言われるものの、レブロンはイマイチな企画だったため拒否。

それを聞いていたワーナーバースの中のリズムは怒り心頭!


リズムはワーナー3000へとドムを導き、サーバーバースの世界へと引き込んでしまう。
捜しにきたドムもワーナーバースの世界へ。


バスケの試合に勝てばこの世界から出すと語るリズム。
まずはレブロンに仲間を集めてくるように告げ…レブロンはテューンズの世界へと落とされるのだった…。


映画の世界へ入り込む…というと「レディ・プレイヤー1」のような作品を期待するかもしれないが、その域には全然達していない。
メインはルーニー・テューンズとなっている。
ワーナーマイカルシネマズ時代の上映前の注意喚起映像を思い出すなぁ…。

それでも「マッドマックス」と「マトリックス」は実際の実写映像が使われるので、そこだけはなかなか面白い♪
あとは「バットマン」「ワンダーウーマン」はアニメなので、馴染みがないと、ちょっとツラいかもしれない。
テンポは良いんだけど仲間集めで、かなり眠くなってしまった…(汗)


ドムが考えたゲームで試合になるのが後半で、そのゲーム自体がなんでもあり状態なのがちょっと引っかかる。
キャラのチート能力は要らないかも…。
もっと単純にそれぞれの能力を活かしたような試合運びだったら、楽しかったと思う。

とりあえず、マイケル・ジョーダンではなく、名前の似ているあの俳優さんが登場したのには笑った!


レブロンとキャラたちの絆、レブロンとドムの親子の絆を綺麗に描いていて、大団円を迎える結末は良かったです!
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