少し前に観て、感想を書いた気でいたら書き忘れてた…。
家族って何か。愛するってどういうことか。考えさせられるけれど、とても温かい気持ちになれた作品。
藤原季節さん演じる渚のこと、最初は「都合のいいときに元カレのところに来るなんてなんて😤！」と思っていたけれど、話が進むにつれて彼は本当に優しい人だとわかってきて、彼の弱さも愛おしく感じるようになった。
親権をめぐる裁判で渚が諦めるシーン、きつかったけれど、同時に心にじわりとも来た。
裁判では「争う」関係にあっても、本来は大切に思って愛してきた、いや愛している元妻を想っているからこそあの場所であの言葉を言えたのだろうな。彼の本当に大切にしたいものは何かを見失わない強さが見える。
でもそのあと悔しくて悲しくて泣いちゃうのも、その渚の横にいるのが迅なのもめっちゃ良い、、、。
渚が元妻と娘を大切に想っているのが伝わっているから、ラストシーンの元妻のセリフに繋がっているのだと思うと、家族や愛の形は人の数だけあってよいのだとしみじみした。
