「物語というものは終わることがない」
時代を変えたマトリックストリロジーから20年を経ての続編。ネオもトリニティも死んでなかった!2人は復活する?新しいマトリックスとは?
同窓会。猫かわいい。以上だ。
もっと魅せてくれよマトリックスだろ?みたいな。「バレットタイム」などの映像革新めいたものは今作では見られない。
ウォシャウスキー姉妹も20年悩んだのか、前3部作に対して、自己批判的な捉え方がされる不思議な冒頭パート。メタな作りは面白いけれど、これが今回の物語に入り込めなくしてる気はする。
キアヌ・リーブス、キャリー・アン・モスの2人は白髪も出た。新モーフィアス、新スミス含む新キャラ達の印象が薄い。見せ場がないから仕方ないね。
ネオが赤い薬を飲むまでが序盤、そこから話が動くのかと思いきや、トリニティを助ける決断をする迄結構時間を使う。映画的とは言い難い、お喋りベースな長い説明は眠気を誘う。なかなか救世主ネオの無双タイムが来ないのでフラストレーションが溜まる中盤。終盤に驚きがないではないけれど、カタルシスは無い。
これがスピンオフやインターローグだったなら良いんだけど、っていう作品。