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007/ダイヤモンドは永遠にのもじゃのレビュー・感想・評価

007/ダイヤモンドは永遠に(1971年製作の映画)
3.0
「世界平和だ」

ショーン・コネリー復帰作。007の7作目にして彼の6作目。ダイヤの消失事件を調べるボンドは黒幕に迫れるか?

今までの世界の危機と比べてダイヤはネタが弱い。ラスベガスは悪くないが世界を股にかける感じが薄い。ムードのあった前作に対して全体的になんだかコントっぽい。月面車両のチェイスはなんなんだ。各シーンで何をやってるか解りにくいことが多い。
ただ、アクションは激しくなっていてカメラが揺れる。カーチェイスも大掛かりだ。

戻ったショーン・コネリーは大分老けたように見える。太ったし髪も減った。スペクター首領のブロフェルドには髪が生えた。

ダイヤの運び屋を追ってアムステルダムでの序盤。ラスベガスに飛んで本作のメインの舞台へ。中盤は目的がよくわからないまま潜入したり色々してるうちにブロフェルドと対峙していたり捕まったりする。終盤で急遽ブロフェルドが牙を剥きピンチになる。残念ながら良く練られた構成ではない。

ちょっと迷走しちゃったかな、っていう作品。
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