もじゃ

サンダーボルトのもじゃのレビュー・感想・評価

サンダーボルト(1974年製作の映画)
3.5
「もう一回やったらどうだ」

銀行強盗のサンダーボルトをライトフットが救った縁で仲間に。新たな強盗の計画は上手くいくか?

70年代。ベテランと若者のバディロードムービー。サンダーボルト、ライトフットなんて登場人物の名前も趣がある。皆で車に乗って移動するだけでイイ雰囲気な作品になってしまう。2人がアイスクリームを食べる姿がかわいかったりする。
見てる側は新入りのライトフットに感情移入して強盗団のやり口を体験することになる。

クリント・イーストウッドは既に40代半ば。渋い。
若いジェフ・ブリッジスは軽い感じが良い。

構成について。話が動き出すまでが長めで、2人のやり取りに時間を使う。中盤では楽しそうに計画し、緊迫感をもって実行する。そしてまさかの展開の終盤へ。

ライトフットを思うと切ない作品。
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