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地獄の黙示録 ファイナル・カットのyellowwhiteのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

映画館で視聴 日本語字幕版 IMAX DMR版

「同 特別版」をBSPの午後のロードショーで途中から視聴していて、確かおもちゃの矢と本物の槍の部分から見ていたみたい

久々に「ああ、映画だな…」と感じながら見ていた
ワーグナーとヘリコプターの共演は初めてだったが、なるほど、皆んな真似したくなるのもよく分かる、正常なのに狂気!サーフィンしようぜで敵の防御が固い拠点(村)を攻略しようとは…
ヘリが着陸後、現地住民が手榴弾でヘリ内部から爆発させた時は、ゲリラ戦の本懐なんだろう

映画冒頭で過去を振り返る形で回想しているので、生きて帰ることは確定はしていても、瞬間瞬間は死んでもおかしくない場面が多々ある

川を遡上(北上?)する途中で、各エピソードから心に残ったものをいくつか
■現地輸送船に対して臨検を行うが、意図しない虐殺を起こしてしまいウィラード大尉が言うように「停めなければ良かった」の一言に集約される、疑心暗鬼の極地
■プレイメイト(プレイボーイ誌のグラビアアイドル)の慰問の馬鹿騒ぎ
■フランス人入植者の悲しい戦い、彼らの言い分はもっともで、政府は「行け」と言ったが、気付いたら自国の若者からは「帰ってこい」と言われるのは流石につらい、もちろんこの流れは劇中の後のアメリカがたどる道なので、そこを強調するための登場なんだろう(ファイナルカット版から追加した描写?)
■敵対地域の最前線、塹壕内に機関銃を乱射しているのが、てっきり単なる空間への射撃(弾の無駄)かと思ったら、林の先くらいの場所に敵軍が「ファックユー、G.I.」と叫んでいて、ああ本当の敵がいるんだという妙な安心感から一転して射撃の熟練者がグレネード弾(着弾時に範囲爆破)で黙らせるという狂気の入り口

カーツ大佐の地域についてからは、死体がごろごろしている不穏な地域であることは分かるが、禅問答というかウィラード大尉を懐柔するパートが展開される
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