なんか凄いものを見てしまった気がする。
いや、日本映画に詳しいわけじゃないのでなんとも言えないのですが、実のところ女湯というものがここまでてらいなく描き出されたことってあまりないのでは?(しかもサウナまで!)男湯なら割と観る気がするのですけど、それにしてもここまでのものはない気がする。
女性が見ればあるある、男性から見ると未知の領域なのかしら。まあでもサウナ入ってるときの姿は男女問わずあんなものでしょう。サウナとかほとんど入ったことないですけど。銭湯も、そういえば近所にあった銭湯が数年前に潰れたちゃったっけ。
そう考えると、なんだかあのアニメーションのダイナミズムというのも妙にセンチなノスタルジーを惹起してくれるような気がする。
本当に、あそこまでてらいなく(これ重要)女湯と女湯の中の女を描かれるとそれだけでかなり圧巻(そのくせ妙にリズミカルなのが笑う)で、あの幼女の気持ちもわからないでもないというか。
ああいう他人の裸などというてらいのない他者の姿を見ることができるあの空間を、あのてらいないアニメーションで表現するっていうのは相性として抜群なのですなぁ。