ミヤザキタケル

ワンダーウォール 劇場版のミヤザキタケルのレビュー・感想・評価

ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)
3.2
描かれているのは大学内における学生と大学側の対立であるけれど、そこで起きていたことは、そのメカニズムは、この社会に蔓延るものと遜色ない。
他人事と自分事の境界線、当事者にならない限り傍観を決め込んでいられる無慈悲な現実。
68分という時間に多くのことが凝縮されていた。
できることなら、もっともっと観ていたかった。彼らの行末を見守っていたかった。