ぬーたん

水上のフライトのぬーたんのレビュー・感想・評価

水上のフライト(2020年製作の映画)
3.7
パラリンピックを前にしてタイミング良い作品。高跳びの選手が事故で下半身まひになりパラカヌーに挑戦するドラマ。脚本を書いた方はパラカヌー日本代表選手。観る前からだいたい流れが分かる作品だし、スポ根で泣かせられるなと予想して苦手かと思ったが、何の何吉、ナンノ陽子、これは意外にも良かった!
主役は中条あやみ。170㎝近い長身でスタイル良い。本名は中条あやみポーリン!ハーフだった。確かに顔もはっきりくっきり。でもハーフには見えなかった。カヌーを漕ぐシーンは難しかったと思いきや、運動神経が良くすぐにマスターしたそうな。何でも出来るようだ。芝居もやや大袈裟だがまあ悪くない。自己チューお嬢ちゃんが段々と人を思いやる優しい素敵な女性に変わっていく。
母役は大塚寧々。気丈なお母さん役にぴったり。年齢的にこの母に感情移入するため、その心情を思うと心が痛くなる。旦那を亡くし娘が事故って辛過ぎる…。
カヌーコーチに小澤征悦。昭和人間の私には小澤 征爾の息子というイメージが未だに付いて回るが、関係なく俳優として活躍してるね。
義肢装具士に杉野遥亮。一見、韓流スターっぽいイケメン。前髪長い髪型のせいかな。スラリとしててモデルだそう。どこかで見たような見ないような。坂口健太郎にちょい似(でもないか)
少女漫画のスポ根のような、宿敵のライバルが登場し、その流れもお約束通り。高跳び、カヌーとどちらもライバルが出るが、引きたて役のようにポーリンが圧倒的に可愛くてスタイルも良き!
カヌー教室の子供たちが重要な役割。子役のかいと君とこころちゃん。子役だが主役を食う演技の上手さ。役はちょっと良い子過ぎて不自然だが。でも最終的には家族に縁のない人たちが家族のような絆で結ばれる、というその中にすっと入っていける。
SUPER BEAVERの主題歌が良い!ラストショットからのこの曲で、それまでは泣かなかったのに何だか泣けちゃった。音楽の力って凄いなあ。
そのタイトルが『ひとりで生きていたならば』
『Who I am』も観てるし、パラリンピックもテレビ観戦しよう、楽しみ!
 
※おやつは、マンゴーとバニラアイス。ふるさと納税で届いた奄美マンゴーにバニラアイスを添えて。今までで一番美味しいマンゴーで、早速もう1つ頼んじゃった。
※夕飯はシーフードフライ。ちょっとずつ残った海鮮をフライに。海老・帆立・サーモン。ついでにジャガイモ(キタアカリ)と玉ねぎとウズラ卵も!タルタルソースにはパセリなかったから大葉を入れて。海老の頭で味噌汁。ひじきの煮物(市販)海鮮はお刺身用だから甘くて美味しかった。
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