「355」ジェシカ・チャステイン 主演・製作の映画をT・ジョイ品川で鑑賞。世界各国の凄腕女性エージェント5人によるスパイアクション。
“355”とは18世紀の米国独立戦争時に実在した女性スパイのコードネームとのこと。
前半のパリのオープンカフェからの追跡→バイク激走→地下鉄追跡アクションは見応え充分。
ダイアン・クルーガー、ペネロペ・クルス、ルピタ・ニョンゴ、ファン・ビンビンそれぞれに見せ場があり、アクションも多く、テンポ良い編集でエンタメ感満載。
MI6所属で、チーム内ではテクニカル担当のルピタ・ニョンゴの有能な活躍が光る。
極悪な役柄なのに小物感があるセバスチャン・スタンを始め、豪華な女性キャストに比べ、男性キャストは本当に地味。
冒頭のコロンビア、全世界のデジタルデバイスを簡単にハッキング可能なシステム→航空機を爆破の雑な描写やガバガバ設定もご愛嬌。女性エージェントの結束や連帯感を描くのが目的なのでそんなの関係ない。
中盤、過去の任務の苦労話で、チームの結束を固めるチーム4人の飲み会シーンはくだらなくて好き。
元々はマリオン・コティアールがキャスティングされてたが、私的な事情で降板したらしい。
女優陣のキャスティングを入れ替えればいくらでも続編・スピンオフを製作できる有能設計、さすがジェシカ・チャステイン 。
日本から参加する凄腕エージェントならどの女優と考えた。
アクションが巧くて、語学堪能で、タフなミッションを遂行できる国際的な女優…。日本からは参加は無理だ…。