このレビューはネタバレを含みます
〇70代前半のジョナサン・プライス、80代前半のアンソニー・ホプキンス。超ベテラン俳優2人が、回想シーンの除けばほとんど画面を占拠している。美術館含め、プロダクションデザインが素晴らしい。
〇最初に2人が庭先で話をするシーン。微妙に揺れるカメラに映し出される交互の2人のアップに時折挟まれる引きのショット。まるでアクションシーンを見ているような感覚。
〇互いの告白から徐々に距離を縮めていく。歌、スポーツ、音楽、ジョーク、食事等、普通の人間なんだ、罪人なんだと思わせてくれる。
〇派生して「スポットライト」も見直したくなった。