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魂を投げろのmingoのレビュー・感想・評価

魂を投げろ(1935年製作の映画)
4.1
間違いなく日本最古のストラックアウト!手作りボードを海の藻屑と砂浜に落ちている石で作り、ストライクとボールを貝殻で数える原節子の可愛さイかれてる!!現存する原節子最古の映画という謳い文句は置いといて田口哲監督は青春活劇の名手だったことは分かるくらい先発早崎とリリーフ伊沢2人の中継ぎ友情が良かった…「アニキトク セツコ」と先生に電報が打たれそれを知るのはチームでは伊沢のみ…友の病の心配と明日の決勝戦の重圧がのしかかるところで肝心のフィルムは終わるわけだが最後まで観たすぎるんだが!!!サウンド版じゃなくて良いから続きを見せてくれ!アルドリッチデビュー作「ビッグリーガー」しかり優れた監督は野球撮らせたら絶対おもろいのなんなん?15歳の原節子に気を取られてる人多すぎだけどロケ地が興味深く調べると千葉のいすみ市大原海岸であることが分かり八幡岬にも訪れてみたくなった…今年映画アーカイブで観た映画でも特別な一本かもしれない。形や型じゃない魂で球を投げろ!
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