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Happy End(原題)のShokoのレビュー・感想・評価

Happy End(原題)(1967年製作の映画)
3.3
〖Happy End〗(映画/チェコスロバキア/1967)



『殺人事件とその結末を、死とは実は再生であるという逆転の発想で描いたダーク・コメディ。主人公の “死刑執行 “から始まり、それまでの行動や動機を探っていく』

チェコスロバキアのオルドリッチ・リプスキー監督の全編逆再生映画です。
ツイッターで情報を得て、YouTubeにあるとのことで観た。

スタートがおじさんの生首から始まりギロチンに戻って生き返ってなんで死刑になったかっていうと奥さんと奥さんの不倫相手を殺したからでなんかずーっと過去に遡っていって終わった。
途中まではワー逆再生おもしろ!だったけど字幕がないのでいまいちよくわかんないのと食べ物食べるシーンとか水に落ちるシーンみたいな明確な逆再生ってわかるシーン以外はいまいち逆再生のありがたみを感じられず、なにしろオチから映画が始まるので途中でめちゃくちゃ飽きて…でも逆再生の動画見ながら順再生(っていうのか?言わなさそう)の動画見るとなにがなんだかわかんなくて混乱するからおすすめです。
死んだ人が生き返っていくところ、食べたクッキーかなんかが口から綺麗に戻っていくところ、馬が転ぶところが面白かったです。

これフィルマとかで見たらテネットみたい〜って言ってる人いて確かにそうね、テネットのこと思い出したね。
古い映画だからさ、この発想だけですごいよね。死は再生っていうのが好き。
60分ぐらいで観れるのでご興味あればぜひ。

(62/おうち映画33)
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