吉田ジャスティスカツヲ

仮面病棟の吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

仮面病棟(2020年製作の映画)
2.7
このハナシ。よく考えたら、閉じ込められてないじゃん🤔


もう…冒頭の、昼間の雨のシーン☂️からゲンナリ。
遠くのほうでは降っていないのだもの…

なので【安直なテーマや拙い演出、ガバガバなトリック部分を、役者陣の頑張りがかなり救ってくれた】映画でした。


一部の裕福層がその他大勢の庶民を搾取し、命の価値に優劣が付けられる社会への警鐘とも受け取れるストーリー。
そのものは昨今の映画市場を鑑みるとタイムリーではあるものの【サスペンスの筋立てとしては、結構多くの部分が安易にも感じられます】😅

そのご都合主義的な欠点を補っているのが、坂口健太郎と永野芽郁の抑制を効かせた芝居。
高嶋政伸演じる院長のクズっぷりも安定感がありました。


師匠である堤幸彦監督と同様、お笑い要素を入れることで、とんでもない方向に行きがちな木村ひさし監督。
本作は至ってシリアス路線に走ってみましたが【うーん🧐】