まりぃくりすてぃ

ミは未来のミのまりぃくりすてぃのレビュー・感想・評価

ミは未来のミ(2019年製作の映画)
3.2
(シアター減点すべきか、録音整音のせいか、はたまた私の耳に何か詰まってたのか)音声かなり聞き取りづらかったけど、それをモッタイナイとは思わなかった。完成度よりも、新進監督の技量と気持ちを楽しめる、という意味での良作。自主青春邦画好きのシネフィル寄り(のU35ぐらい?)たちには、このみずみずしい調理感(味感)たまんないだろうね。
カット割りが普通に良すぎて、私(U35)にも作れそうに思えた。すなわち、本能じゃなくしっかり大脳新皮質を使って組み立ててる作品(天才型じゃなく秀才型)みたいで、べつだん驚かせはない。
そんな善良っぽな監督によって選ばれた “櫻井保幸史上最イケメン” の櫻井さんに、なごんだ。いつの日かこの不思議な男優が寅さん役でブレイクする日が来ればいい。
ほか助演者たちもみんなすばらしい顔立ち。演技が凄い人は特にいない。とにかく faces が酔わせた。
(てか、私はいい感じにお酒飲んで生エビなんか食べてから観に来たのだった。)

「この宇宙ってどれぐらい広いのか、知りたくない?」と問いかけるファニーな綺麗さの女子高生に、「ググれば?」とツッコミたい気は少しした。すなわち、作り手が企図したほどには主題性は私に迫ってこなかった。それでいい。音声はあまり聞き取れなかったけど。
(ぶっとい生エビおいしかった。幸福。。)