タイトル的には気になるところもありますが、映画館の株主優待も今月末期限のチケットが余っていた、という裏事情もありまして映画館へと行ってきました。
西部開拓時代、とも言うべき頃。時代的にはまだアメリカにもなっていない頃のオレゴンで元料理人が中国からの移民と出会い、二人で一攫千金を狙うも、それには村に一頭しかいない雌牛から牛乳を盗んでこないといけなかった。トントン拍子に商売は進み、一番の顧客はその雌牛の持ち主、という皮肉も。しかしそんな商売はある日突然終わりを告げて...、と。
なにか最初に暗がりで～、と見始めた観客はわけ分からないまま。ラストを見た時、これは「落ちてないよ～」と思うか「結、起承転」と受け止めるかで話の捉え方から何から変わってくるよな～、と。いかにもアメリカの配給会社「A24」らしい作品と言ってしまえばそれまでなのですが。
画角も今となっては昔のＴＶサイズみたいなところで。美しい風景と共にいかにも～、的な絵作りもあるのですが、ちと難解、かなぁ～。一般受けはしないわな～、と思った作品でした。
