ryodan

返校 言葉が消えた日のryodanのレビュー・感想・評価

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)
4.1
今までに経験した事のない作品。ホラーゲームの枠組みの中で過去の過ちに目を向けた作品。暗黒の時代にも精一杯生きてきた人々がいる。映画を見たり歌を聴いたり本を読んだり恋をしたり。幼稚な嫉妬、消えてなくなれと願ったばっかりに。。そんな日常の感情が体制に飲み込まれ分断されていく。そんな日常の感情を社会は国家のためにと利用する。人々は疑心暗鬼になり口をつぐむ。そして言葉が消えていく。それが一番ホラーだよね。これをホラーと取るのがなんか現代的だね。
ryodan

ryodan