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ジェントルメンのkissenger800のレビュー・感想・評価

ジェントルメン(2019年製作の映画)
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言いたいことはふたつ。

(1)ヒュー・グラントが飲まずにいられなかったって設定のウイスキー、定価でボトル15万円ぐらいなんですけどね、山崎55年が300万円って意味不明の値段で流通しているのに比べたらものすごく良心的なんですよグレンファークラス40年。そこまで味に差があるわけではない、つまり山崎や余市や響がうまいことに異存はないけどおまえたちブランドの名前だけで価格高騰させるやつはせいぜいジャパニーズ・ウイスキーの「ラベルを」飲んでろ俺は同じぐらいうまいスコッチの「中身を」20分の1の値段で飲む。
……とあたかもそこまで高価なウイスキーを飲んだことがあるみたいにコメントする回。

(2)エンドロールでジャムの「ザッツ・エンターテイメント」を流したくなるのはこの世代の英国人共通の病なので不問に付しますが、日本でいうとブルーハーツの「TRAIN-TRAIN」なのでおまえそれ厨二な。ということを強く伝えたうえで戒めたい。いつまで同じことやってんだガイ・リッチー(=同い年)。
※だからフルコーラス流すのは自重したんだろ、って声が聞こえる気がしますけど、おまえ鏡を見ろ、顔真っ赤じゃねーか。と返したい。

あ、そうだ。
製作会社ミラマックスがディズニーに捨てられてカタール資本に拾われ、って流れをザマミロって暗い喜びが隠しきれないガイ・リッチーの性格は本当によくないと思いましたおまえのそういうところ好きだよ。
(スティングの子どもが出ているって後付けで知ったんですけど、たしかに雰囲気若いころのお父さんにそっくり)
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