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ヴァンサンには鱗がないのmingoのレビュー・感想・評価

ヴァンサンには鱗がない(2014年製作の映画)
4.1
第3回ボルドー国際映画祭グランプリ作品。ボルドーには外れがない。監督自身が主人公を演じ、水に触れると超絶パワーが漲るヴァンサンは自分の能力を存分に発揮するためと喧騒を離れて穏やかに暮らすため、湖と川が豊かで静かな土地へと住み着き、その地で偶然出会った女性と恋に落ち、なんやかんやというお話なのだが、ラストの飛躍ももちろん非現実的なのに現実的という不思議な魅力を持つ怪作にして傑作。バスターキートンや往年のコメディを彷彿させつつ、何より面白いは強い。
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