喜連川風連

ようこそ映画音響の世界への喜連川風連のレビュー・感想・評価

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)
4.0
鳥肌が立てば良い音楽。

そう語ったのをなぞるように、最後鳥肌が立った。

日常の音、全て音楽である。
そういうと大げさかもしれないが、途方もない量の音の階層が積み上がって、映画という交響曲が奏でられている。

音はときに、映像以上に饒舌に語っている。

トップガンのエンジン音に、ライオンやトラの鳴き声が使われていると聞いて驚いた。

スターウォーズの話も多く、チューバッカの声がどう作られているのか、謎が明らかに。

幼少期、R2D2の声色だけで、感情を読み取れていたことに、今改めて驚かされる。

人間は声の音色で、会話する生き物だと気づかされた。

音の作り込み、全映画人必見。
喜連川風連

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