2020年36本目。
山本直樹さんの同名短編漫画の映画化。
原作未読。
窪田くんが自称ペンギンの詩人で、
永瀬さんが彫り師兼郵便配達員、
という、なんじゃそりゃな設定(笑)
如何にも山本直樹さん原作っぽい。
二人にまつわるエピソードは悪くないが、周囲の暴力団のエピソードや、郵便局内の人間関係による縺れは話が散漫になる原因になってて、余り必要性を感じない。
影裏同様、全体的にエピソードや設定を消化し切れていない感があり、不完全燃焼。
永瀬さんについては、久方ぶりのハードボイルドなキャラを演じていて、懐かしい気持ちになった。