しょうちゃん

プラットフォームのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

プラットフォーム(2019年製作の映画)
3.5
2021年3本目の劇場鑑賞。
令和85本目の劇場鑑賞。

現実の階級社会を凝縮したかのような究極の縦構造空間と謎めいたルールの中で繰り広げられる極限のサバイバルを描き、
世界的に評判を呼んだスペイン製SFシチュエーション・スリラー。

“CUBE”のように、
謎の建物に閉じ込められた男が脱出を試みる内容だと思いきや、
そうでもなかった。
舞台の建物は縦に長いタワー。
刑務所のような殺風景な部屋で、
部屋の真ん中に穴が開いていて、
あるのはベッドと洗面所とトイレと非常にシンプル。
せめてシャワーを設備してほしい。
一部屋に2人ずつ。
部屋の真ん中に穴から下の部屋の様子を伺える。
本作の見所は、
上から食料が降りてくる。
たまに人も降りてくる。
この縦に長い空間を階級社会に例え、
上の階から食料が食べられていき、
下の階にいくにつれて食料が減少する流れである。
入所する者たちは定期的に階層が変わり、
ずっと下の階層にいるわけでなく、
富裕と貧困の両方を体験できる。
食料自体は全員が食べられる分を用意しているので、
上の階層の者が下の階層の者の事を考えて、
必要以上に食べなければ問題はないのだが、
それが出来れば全員が幸せになるということだが、
そうはイカのキンタマである。
食料は奇麗に盛り付けされているが、
お箸やホークやスプーンが用意されていない。
手掴みで食べるしかないので食べ方が汚らしい。
最大の謎だったのは、
人肉を食べる描写でなぜかボカシが入り、
どこの部位の肉か分からない。
ボカシがあったのでチ〇コかと思った。
チ〇コじゃなければ、
ボカス理由が分からない。
しょうちゃん

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